盗聴器・盗撮器

盗聴器や盗撮器はインターネットや街中のお店などで簡単に手に入る商品で、年間で40万台以上も販売されているというデータがあります。

最近では盗聴器や盗撮器が家庭に設置されているケースを特集しているテレビ番組も放送されています。

盗聴器・盗撮器によって会話や行動が外部に漏れる

一般的に盗聴器や盗撮器を仕掛けれるのはほとんど女性です。そして盗聴器や盗撮器を仕掛けるのは男性が多いです。

周囲に盗聴器や盗撮器が仕掛けられていることによって、あなたの声や会話などが外部に漏れているかもしれません。

あなたのプライバシーが見知らぬ誰かに聞かれたり見られたりしていると考えただけでもゾ～っとしますよね･･･（汗）

単に盗聴や盗撮をされるだけに終わらずにストーカー行為に発展して危害を加えられることも決して少なくはありません。

また盗聴器や盗撮器を仕掛ける目的はさまざまです。

例えば企業内において仕掛けられた場合であれば、会議などの従業員同士の会話が外部に漏れてしまい、ビジネスプランや新商品の情報がライバル企業に流れて、大きな損失を被ることも十分に考えられます。

一般の家庭にも取り付けられているケースがある

盗聴器や盗撮器はオフィスやホテル、公衆トイレなどに取り付けられていることが多いですが、一般の家庭にも取り付けられているケースがあります。

最近では、マンションやアパートに住んでいる一人暮らしの女性をターゲットにして盗聴器や盗撮器を設置する事例が増加しています。

特にコンセントやエアコンの内部、照明器具、ブレーカーボックスなどに設置されていることが多いです。

滅多に中を開けないような電気機器に設置されるケースが大半ですね。

素人が盗聴器や盗撮器を見つけ出すのは困難

盗聴器や盗撮器が取り付けられているかを調べたいなら、専門知識を持った方やプロの探偵に依頼することをお勧めします。

技術の進歩によって盗聴器や盗撮器も小型化されてきていて、中にはレンズの直径が数ミリ程度で設計されている商品まで販売されています。

電気を必要としないバッテリー式でどこにでも設置できるものも存在します。そのため、素人が盗聴器や盗撮器を自力で見つけ出すのは困難です。

仮に盗聴器を見つけ出せたとしても勝手に取り外すことは法律で禁止されています。盗聴器を取り外すためには第二種電気工事士の資格が必要です。

電気工事士とはビルや工場、商店、一般の住宅などの電気設備を安全に取付けたり取り外すことができる知識とスキルを習得していることを示す資格のことです。

第一種と第二種に分類されています。第一種の方がより高度な知識が必要になります。

第二種電気工事士は一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できる資格です。

また、電話に盗聴器が隠されているような場合は第二種電気工事士の資格ではなく、アナログ第三種工事担任者の資格を取得している方しか取り外すことができません。

盗聴器を仕掛けられないように注意をしよう

まずは盗聴器を仕掛けられないように日頃から注意をしておくことが大切になります。特に女性の独り暮らしをしている場合は注意をして下さい。

盗聴器を仕掛けられる典型的なケースは引っ越しをする時です。引っ越しをする際には引っ越し業者に依頼すると思います。

その他には水道や電気、ガスなどを通すために業者に依頼する必要があり、さまざまな人が自宅に出入りすることになります。

ほとんどの人は真面目に仕事をしている方ばかりですが、ごく少数ですが中には盗聴を趣味にしている方が潜んでいる恐れがあります。

万が一に備えて、引っ越しをして業者が自宅に出入りした際は、その業者の行動をしっかりと確認して怪しい行動をしていないかをチェックするようにしてください。

盗聴器や盗撮器の疑いがあるなら探偵に依頼しよう

もし、あなたがストーカー被害に遭っているという場合や誰にも話していないプライベートなことを知っている人がいる、夜になると変な機械音が聞こえるなど、日常生活で誰かに観られているのではないかと疑うことがあれば要注意です。

一度、信頼できる探偵事務所に盗聴器や盗撮器の発見調査を依頼してみてはどうでしょうか？

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