夫の浮気が発覚した場合の対応

最近は女性の社会進出が進んでいますが、結婚と同時に退職したり、正社員からパート勤務に変わったりするケースがまだまだたくさん見受けられます。

昔に比べると男尊女卑的な考え方をする男性はかなり少なくなりましたが、「育児や家事は女性がするのが当たり前！」と考えている男性が今だにたくさん存在しています。

現実的なことを考えると、女性が結婚後も働き続けたいと希望していても、夫の協力を得ることができずに仕方なく退職することになるケースが多いです。

結婚後は男性側が浮気をするケースが多い

そのため、結婚した後においては妻よりも夫の方が配偶者以外の異性と接触する機会を持ちやすくなります。

もちろん単なる友達や仕事の同僚としての付き合いをしているだけであれば何の問題もありません。

しかし実際には二人の距離が近くになるにつれて恋愛感情が芽生えて、自然と男女の関係に発展してしまうことがよくある話です･･･（汗）

夫と話し合って夫婦関係を修復するという選択肢

このように夫の浮気が発覚した場合、妻が取れる方法は大きく2つあります。

まず一つ目は、夫と話し合って夫婦関係を修復するという方法です。まだ幼い子供がいる場合であれば子育てなどの大変さを想像すると、なかなか離婚する決心をつけられないのは当然です。

また、男性特有の単なる出来心における浮気であれば、そのトラブルをきっかけにして夫婦間の絆を強めることができる可能性があります。

離婚によるダメージは決して小さなものではありませんので、まだやり直しができる状態であるならば、頑張ってやり直すように努力をした方が賢明です。

離婚を検討するという選択肢

もう一つの方法は夫と離婚をして別々の道を歩んでいくことです。

例えば、夫が浮気相手の女性にのめり込んで家庭を顧みないような状態に陥ってしまっている場合は、離婚を検討してみる必要があります。

子供のためという理由で仮面夫婦を続けているケースが時折見られますが、そのような歪な夫婦関係は子供の心の生育に良い影響を与えません･･･。

稀に、自分が原因で両親が不仲になってしまっているのではないかと思い悩み、心の病になってしまう子供もいます。

そのようなことになってしまっては大変ですので、夫が全然反省していないように見受けられるのであれば、子供のためにも夫婦関係を清算することを真剣に考えてみるようにした方がよいと思います。

慰謝料を請求することもできます

離婚後の生活に対する不安から、別れる決心をすることができずにいる人が多いですが、離婚したシングルマザーが利用できる公的支援制度がたくさん用意されています。

また、夫の浮気が原因で離婚することになった場合は、その原因を作った夫と浮気相手の女性から慰謝料を取ることができます。

さらに、別れた夫に子供の養育費を支払ってもらうこともできます。夫婦としての関係が終わっても、親子関係までがなくなってしまうわけではありません。

まだ子供が幼い場合は妻が子供の親権者になることが多いですが、親権の有無に関わらず、夫にも子供を養育する義務があります。

口約束で済ませるのはNGです

したがって、お互いに別れて暮らす場合であっても、夫は子供の養育費を負担する義務を負うことになります。

この養育費の分担に関する取り決めを単なる口約束で済ませてしまうと、その約束を破られてしまう恐れが出てきます。

別れた夫にもキチンと子供の養育責任を負わせたいと考えている場合は、養育費に関する合意内容を公正証書にしておくのが望ましいです。

できれば法律の専門家である弁護士などに相談をして、あなたの希望に即した離婚手続きを実施できるように必要な手続きをとることをお勧めします。








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